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TREKKING −トレッキング トレッキングスケジュールレポート山情報
トレッキングレポート
祖母山・傾山

  今回のトレッキングレポートは、11月3日・4日と行ってきました九州の宮崎・大分県境に位置する、祖母山・傾山の模様をお送りします。
   
2006/11/2    
  PM10:30 PAL FIELDを出発し、途中乗車の方々を拾いながら、総勢10名で今治港へと向かいます。

今治港到着後日付変わって、AM1:00発のダイヤモンドフェリーに乗船して大分に向けて出航です。
連休前ということもあってか、フェリーは満員御礼状態、これほどの込みようは初めてです。
車の乗船に時間が掛かったようで、30分遅れでやっと出航となりました。
 
   
2006/11/3    
  AM6:00
大分港に到着後、R10を南下しR326を経て宇目町から県道6号へ。

杉ヶ越トンネルを抜けて宮崎県日之影町に入り、未舗装の荒いダートが続く黒仁田林道を上下左右に揺られながら40分ほど走り、AM9:00に見立登山口に到着。

身支度を終えて、まずは林道をさらに奥へと進みます。

2004年の台風でもはや林道の面影が無いほどにえぐれてしまった道を詰めると、30分少々で水場に到着。ここからは少し傾斜が増しますが、それも長くは続かず15分ほどで広々とした九折(つづら)越に登りつきます。

ここは宮崎・大分からの2コースと、祖母・傾の縦走路が交わる十字路で、広いスペースのキャンプ地ともなっており、50mほど東の樹林の中には避難小屋も建てられています。

広場の反対側、大分九折コースの下り口辺りからは傾山の屹立した岩峰が望め、「えっ、あそこに登るの?どうやって」なんて声もチラホラ。

ひとしきり展望を楽しんだら「ま、行ってみると案外登れるモンですよ」なんて答えながら、先へと進みます。

九折越から暫くは歩きやすい尾根道が続きます。緩やかなアップダウンを繰り返す、色付いた紅葉を楽しみながらの散歩道といった感じの千間尾根を40分ほど進むと、いよいよ最後の急登の始まり。

段差の大きな登りを、手足を使って体を持ち上げながら、一歩一歩高度を稼ぎます。所々バランスを崩すと危険な所もありますが、注意しながら後ろを振り返ると、大障子・祖母・天狗岩・古祖母の山並みが屏風のように広がります。

周りにアケボノツツジの古木が多く見られるようになると、程無くして後傾(南峰)に登りつきます。ここから本峰へは、眼下に深く落ち込んだU字谷を回り込むようにして進み、シャクナゲの茂る下り坂をいったん鞍部にまで下ります。

そこから再び登り返すと大きな岩塊が積み重なった傾山山頂に到着です。山頂では展望も天気も上々で、多くの登山者が寛いでいます。 ゆっくりと休憩して昼食を済ませ、大展望を堪能したら来た道を戻ります。

急な下り坂を注意して下り、次第に小さくなってゆく傾山塊を何度も振り返り見ながら、千間尾根を歩き九折越へ。避難小屋に立ち寄り、小屋前のビューポイントで傾山をバックに写真撮影。

ここでトイレを済ませたら、登山口へと下ります。朝とは違い、逆光に輝くモミジやブナの紅葉に目を奪われながら、予定通りPM3:00に無事下山。

車に乗り込み、強制的に体を揉みほぐされる様な林道を下って、県道6号に出たら見立渓谷に沿って下っていきます。

渓谷沿いの曲がりくねった道を1時間ほど走ると、頭上はるか上にR218日之影バイパスの青雲橋が見えてきます。
その青雲橋まで上がると、R218を北西に進み高千穂峡へ。

PM5:00に今回宿泊するホテルに無事到着し、夕食後は夜神楽を楽しんだりしながら、明日に備えて早めに床に就きました。
   
2006/11/4    
  AM7:00
高千穂は深い朝もやに包まれていますが今日も天気予報は晴れ、ホテルを出発して祖母北谷登山口に向けて車を走らせます。

 R325を熊本県高森方面へ向かい、河内から県道号を大分県竹田方面へと右折、その後崩野峠を越えてウエストン碑のある三秀台の脇を抜けると、五ヶ所で標識に従って右折し細い林道を奥へ奥へと走ります。

昨日の林道と比べるとずっと走りやすい道ですが、離合の出来ないところも多いので、注意しながら走ります。

高千穂から 40分ほどで登山口に到着、さすが百名山というか登山口に近い駐車場は車が溢れていて、200mほど手前の大きな駐車場に車を止め、登山口へ。

 祖母山へはここ北谷から2本、熊本から1本、大分から3本、縦走コースを含めると合計8本のコースがありますが、今回は中でも一番緩やかな北谷千間コースを登ります。

最初は植林の中の緩やかなのぼりで、ゆっくりと高度を稼いでいきます。

530mごとに一合目、二合目…と標識が続き、三合目を過ぎると周りは次第に紅葉真っ盛りの自然林へと移行して行きます。

四合目を過ぎて、足元が次第に平坦になると1時間ほどで千間平の分岐に到着。
ここで熊本県神原からの道と合流して、緩やかな千間尾根を進みます。

 一旦下って登り返すと宮崎・熊本・大分の三県境、ここからは越敷岳・緩木山への縦走路が分かれます。
登山道は両側にスズタケが密生しなかなか展望は利きませんが、青空も広がり気持ちの良い道が続きます。

三県境から再び下りと登りを繰り返すと、千間平から40分でぽっかりと開けた国観峠に出ます。
ここでは大分県神原のコースが合流し、次第に他の登山者も増えてきます 。

前方にはどっしりとした祖母山の全景が望め、ここからいよいよ本格的な登りが始まります。
所々えぐれた様なところもあり、滑らないように注意しながら登ります。

 そして九合目避難小屋の分岐が現れると、古い登山道は深い側溝のようになり、その側溝を避けるように続く踏み跡を辿ります。
ふたたび小屋への分岐が現れると、道は大きくえぐれた掘割のようになり、足元は岩が露出し非常に滑りやすくなります。

張られたロープを手掛かりにして、この掘割を登りきると、北谷から直接谷を詰める風穴コースと合流してAM11:00祖母山頂に到着、山頂はそれほど広くは無いのですが、多くの登山者で賑わっています。

今日も天候、展望とも最高で、昨日傾山から眺めた大障子〜祖母〜天狗岩〜古祖母〜傾の祖母・傾山系だけでなく、その奥の屹立する花崗岩の岩峰で名の知れた大崩山塊や北の九重連山、東の阿蘇と大展望が広がります。

山頂で昼食を済ませたら帰りのこともあり、早めに下り始めます。
帰りも来た道を下りますが、せっかくですから九合目小屋に寄り道し小屋を見学、ログ造りの二階建てできれいな小屋です。

ここでトイレを借りて九合目までは横道を進み、国観峠までの滑りやすい下りを注意して下りきると、後は緩やかなハイキングコース。
途中、きれいに色付いた木々に感嘆の声を上げながら、PM2:00に無事北谷に下山。
後は大分港に向けて2時間半のドライブです。

 林道の途中では朝は日陰になっていた斜面に西日が当たり、まさに一面が紅葉の海!!車窓から盛りの紅葉を楽しみながら、「東洋のナイアガラ」といわれる大分県緒方町の原尻の滝でトイレ休憩、今回は水量が少なく、ちょっと迫力不足。その後、三重町から臼杵に抜けて臼杵ICより大分ICを経由して大分港へ。

PM6:40発のさんふらわーで天気に恵まれたっぷりと楽しんだ九州を後にしました。

   
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