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トレッキングレポート |
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プライベート編
礼文のお花見トレック 前編 |
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今回のレポートは、6月の中旬に行って来た礼文のお花見トレック編をお送りします。花の浮島と呼ばれる礼文島でも、今年は冬の豪雪と春の天候不順で花々の開花も遅れ気味。そんな開花の遅れにあわせたようにANAの超割が設定されていたので、なんとかチケットをGETして『レブンアツモリソウ』他、最果ての島に咲く花々を堪能してきました。 |
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2006/6/10 |
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この日は一日移動日です。いくら超割といえども、飛行機代は馬鹿になりません。色々と検討の結果、まずは松山空港から千歳へ飛び、JR代をけちってバスにて札幌市内へ。
偶然この日は『よさこいソーラン祭』で市内は大渋滞、おもわぬ時間を食ってしまいました。
その後、祭り見物、買出しや近郊のスーパー銭湯にて時間を潰し、札幌発PM11:00の夜行バスで稚内まで6時間の移動。車中泊にて1泊分節約。 |
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2006/6/11 |
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AM5:00バスは稚内フェリーターミナルに到着、天候は今にも降り出しそうなどんよりとした空模様。
AM6:20発の始発に乗り込むと噂にたがわぬ混雑振りで、船内放送は2等桟敷席では横にならないようにとお願いする始末。そんな芋の子を洗うような2等フロアを尻目に、1等ラウンジフロアへ。料金は倍額(お一人様4,400円也)ですがこちらがお勧め、礼文までの二時間たっぷりと惰眠をむさぼれます。
礼文島香深港に入港後、宿に立ち寄り先送のトレッキング装備を受け取って、1日目は礼文林道と桃岩方面を歩きます。
まずは港から車道を歩き桃岩方面へ向かい、道道香深元地線途中の礼文林道の入口から礼文林道へ。道幅3〜4mの未舗装の林道を進むと、山手の斜面に早くも『ミヤマオダマキ』や『シラゲキクバクワガタ』のお花畑が出現。また樹林帯に入ると道端に『レブンコザクラ』や『オオバナノエンレイソウ』が、そして樹林帯を抜けると今度は一面『チシマザサ』の笹原で、笹藪の中には『ザゼンソウ』が見られます。
この先『レブンウスユキソウ』の群生地があるのですが、今回はまだ開花前ということでここで引き返し、再び車道を桃岩方面へと歩きます。
車道歩きといっても、脇の則面には『ハクサンチドリ』等の高山植物が普通に咲いているのですから侮れません。元地へ抜けるトンネルの手前を右に上がってしばらく進むと、次第に視界が開け花の種類も数もどんどん増えてきます。
やがて車道は終点となり、トイレと自然保護員の詰め所が立つ桃岩展望台の駐車場に到着。ここで早めの昼食を摂り、礼文花街道の中でも最も人気の桃岩歩道へと入ります。桃岩展望台までは観光客も多いため、足元はコンクリートで固められており、難なく歩けます。
案の定、桃岩展望台に着くと添乗員さん引率のツアーご一行様が休憩中。生憎、今日はガスが出てお目当ての桃岩は望めません。真っ白いガスの中で記念撮影に夢中の団体さんを横目に見ながらこちらは先を急ぎます。
展望台を過ぎると、足元は土道となり前日の雨でぬかるみだらけ。水溜りを避けようにも、水路の両脇に泥を持ったような状態なので仕方なくジャブジャブ・ヌタヌタと歩き続けます。でもそんな悪路の両側は天国のようなお花畑が広がります。『ミヤマオダマキ』と『レブンハナシノブ』の紫、『エゾノハクサンイチゲ』の白に、彩を添える鮮やかな『レブンコザクラ』。
美しい原生花園の中、何度かアップダウンを繰り返すと展望デッキのある『金梅谷』に到着。ここは6月の下旬頃になると『レブンキンバイ』が一面を黄色く染め上げる所ですが、今回は時期尚早で『クロユリ』と『レブンキンバイ』が何とか一株だけ開花していた程度でした。残念!!
でもこの頃になると次第にガスも途切れ始め、礼文特有の景観である断崖絶壁を彩る花々のバックに青い海が見え始めました。空をバックに高山植物が見られるところは数あれど、海をバックに高山植物が咲き乱れるところはなかなかお目にかかれません。そんな特異な景観も堪能しながら、ツバメ山を越えて元地灯台へ。
絶壁の下の海辺では結構な数の『アザラシ』が気持ち良さそうにお昼寝中(といっても絶壁の高さは150m以上あるので、米粒程度にしか見えてませんが…)。海を挟んで東の方には、頭に雲の帽子を被った利尻も見え始めました。ここから先は道も良くなり、緩やかな斜面を海へと向かって下って行きます。
元地灯台からしばらく歩き、笹の踏み分け道を右に入って『ベンサシの花園』にちょっと寄り道。ここでは『ネムロシオガマ』や『チシマゼキショウ』、『ハクサンチドリ』などが見られます。すっかり天候も回復し、眼下に見える知床の集落を目指してのんびりと下り、トイレのある知床バス停にPM3:30到着。
ここからバスに乗って香深まで帰れると楽チンなのですが、礼文島の路線バスは観光やトレッキングに使うにはあまりに便数が少なく、次のPM5:00のバスを待つよりも1時間歩いて帰ったほうが早いので、時折通る車に注意しながらてくてくと車道を歩いて宿へと向かいます。波打ち際で利尻昆布が漂う海岸沿いの道をひたすら歩き、PM4:30に宿に到着。
ひと風呂浴びて港までお散歩に出かけお土産を物し、本日の行程は無事終了。昼過ぎまでガスが出て、あんまり展望は利かなかったものの、カッパを着ることも無くたくさんの花を楽しめて満足満足。海の幸たっぷりの夕食を美味しくいただき、花の浮島の一日目の夜はゆっくりと更けてゆきました。
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