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さて本日は「ルートバーントラック」の一日トレッキング、今朝も明けゆく空は澄み渡り好天の予感!ビュッフェスタイルの朝食を済ませて身支度を整えホテルを出発。
まずはワカティプ湖の東岸を北上し、最奥の町「グレノーキー」を目指します。道中、車窓からは湖越しに朝焼けの山々の大パノラマが広がります。ガイドのクレイグが「NZで最も美しい」と言うビューポイントで写真を撮ったりしながら1時間程で「グレノーキー」に到着。
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クレイグ曰わく
「NZで最も美しい場所」 |
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| この先「パラダイスロード」 |
ここでランチ用の弁当を仕入れ、パラダイスロード(天国への道)をさらに北上、映画「ロードオブザリング」シリーズのロケ地としても有名になった「リーズリバー」と「ダートリバー」を渡ると道は未舗装となり、見慣れた羊の群を尻目に深い森の中へ。程なくトレイルエンドに到着。(注
トレイルエンド:登山口のこと。NZのトレッキングコースは峠越えのコースが多く、登山口と下山口が違います。日本で言う“縦走スタイル”ですが、入り口を“トレイルヘッド”出口を“トレイルエンド”と呼びます。)
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| 「ロード・オブ・ザ・リング」の舞台 |
ルートバーントラックはフィヨルドランドナショナルパークの中でも「ミルフォードトラック」と人気を二分するコースで、西側のトレイルヘッド「ディバイドパス(峠)」からこのトレイルエンドまで全行程33・、2泊3日のトレッキングルート。道中、美しい渓谷美や原生のブナ林、峠からの大展望が楽しめる人気コースの一つです。今回我々はこの「ルートバーントラック」のトレイルエンドから「ルートバーンフラットハット(小屋)」までの日帰り往復コースを歩きます。
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「レッド・ビーチ」 |
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「シルバー・ビーチ」 |
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「マウンテン・ビーチ」 |
出発前にクレイグからNZのブナについての講義を少々。フィヨルドランドの樹林帯でよく目立つブナは日本のブナとは大きく違う点があります。それは常緑であるということで、北半球のブナの様に秋に黄葉して落葉はしないそうです。NZには3種類のブナが自生しており1番大型の「レッド・ビーチ」(赤ブナ)、赤ブナの葉を二周りほど小さくした「シルバー・ビーチ」(銀ブナ)、ツゲの様な細かな葉の「マウンテン・ビーチ」(山ブナ)が気象条件や環境等によって勢力を競っているそうです。
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| ゆれ〜る吊り橋におっかなびっくり!! |
さてトレイルの入り口はつり橋から、「つり橋恐怖症」の方はドキドキですがしっかりとした造りなので心配御無用!フィヨルドランドのトレッキングコースではこのつり橋をいくつも見かけますが、橋の大きさによって定員が決まっているので「調子に乗ってあまり大人数で乗らないように」と標識がついています。全員無事に渡り終えると、ここでトレイルは通行止め!?豪雨による土砂崩れで右手の山の中へと新しい道がつけ替えられています。踏み固められた登山道に較べフワフワの苔と少しぬかるんだ足元に少々手こずりながらも先へと進み、無事登山道に合流。
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| フカフカの苔の森 |
北八ツを思わせる様な苔むした樹林をぬけて、今度は沢音を聞きながらのゆるやかな登り。
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「ルートバーン・トラック」の
清らかな流れ |
苔とシダに覆われた原生の森を流れる水面は青く澄み切り、広くなったり細くなったりしながら登山道の下をながれていきます。
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「けっこう登りました」
登山口方面を振り返る |
深い谷間の道のため展望を楽しむことはできませんが、それでもたっぷりと森林浴を楽しみながら進むと、しだいに谷幅が広がり、木橋を二つ三つ渡ると一気に視界が開けます。突然異空間に飛び出した様な感じの、山中にポッカリと開けた河原は「ルートバーン・フラット」と呼ばれ、谷の最奥には「ルートバーン・フラット・ハット」(小屋)と「ルートバーン・フラット・フォール」(滝)も見えます。
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見えるかな?
「ルートバーン・フラット・ハット」と
「ルートバーン・フラット・フォール」 |
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| ルート・バーン・フラット |
本日の行程はここまでとし、ここでゆっくりとランチタイム。食後にはクレイグから紅茶のサービスもあり、青空と回りの絶景に一同大満足!!
ルートバーンの大パノラマを楽しんで、帰りは足取りも軽く三々五々登山口へともどります。午前中通行止めだった箇所も応急処置がされ解除になっており、すんなりと登山口に到着。全員揃ったところでトレイルエンドから500m程奥に進んだ所に建つD.O.Cの無人小屋でトイレ休憩。流れをはさんで対岸の大岩壁には「ブライダル・ヴェール・フォール」の美しい姿が見られます。
ルートバーンでの一日を堪能したら再び車に乗り込みクイーンズタウンへ。車窓から眺める景色は光の関係か早朝とはまた違った趣があり、またまたウットリと見入ってしまいます。そうこうするうちに車はホテルに到着。解散前にクレイグから今夜の夕食の説明、今夜の夕食はクイーンズタウンを見下ろす「ボブズ・ヒル」の高台にある展望レストランで美しい夜景を眺めながら楽しむ予定なので、一旦解散して再び集合。展望レストランへは4人乗りのゴンドラで登ります。上がるにつれて色とりどりのマッチ箱を並べた様なクイーンズタウンの全景が見え始めます。ゴンドラを降りると食事の前に展望台へ。眼下にはワカティプ湖畔に映える「女王の街」の絶景が広がり、口々にため息があふれます。
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| ボブズ・ヒルからの眺望 |
夕暮れのクイーンズタウンの展望をひとしきり楽しんだらレストランへとむかい、今度はお腹を満たします。レストランに入ると多くの観光客で大にぎわい。我々も席に着き、並んだ様々な料理に目移りしながら、一皿また一皿とここでもデザートまでしっかり完食。胸とお腹をしっかり満たしてレストランを出、ホテルへと戻ります。その後、街に出かけてお土産を見て回ったり、飲みに出かけたり、それぞれ夜の帳がおりるまでクイーンズタウンの最後の夜を楽しみました。 |