今年の夏のツアーは深い樹林と苔むす北八ツから豪快な岩稜が続く南八ツへと2泊3日でのんびりとした縦走を楽しんできました。
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日程:平成16年7月21日(夜)〜7月25日 |
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コース |
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1日目:
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麦草峠〜白駒池〜高見石〜中山〜黒百合ヒュッテ |
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2日目: |
黒百合ヒュッテ〜東天狗〜夏沢峠〜硫黄岳〜横岳〜赤岳頂上小屋 |
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3日目:
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赤岳〜中岳〜阿弥陀岳〜行者小屋〜美濃戸山荘〜美濃戸口・霧ケ峰(車山) |
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7月21日 出発 |
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pm.8:00、PAL
FIELDを出発して、途中乗車の方を拾いながら、総勢21名を乗せたバスは、一路信州路へと走ります。深夜の高速をひた走るバスの車中で仮眠程度の睡眠をとりながら、明けて7月22日am.4:30諏訪湖を見下ろす中央道諏訪湖SAに到着。ここで朝食と身支度のためしばし休憩。
am.6:00、SAを出発して高速を下り、今度は登山口の麦草峠を目指します。明け方山並みを覆っていた雲のかたまりも次第に薄くなり始め、麦草峠へと登るR299メルヘン街道にも朝日が射し始めました。道路端の法面にも色々な花が見受けられます。前夜までの雨も上がり、台風の余波が残る四国をあとに、いよいよ山中2泊3日の縦走の始まりです。 |
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麦草峠の無料駐車場でザックを背負って小径を麦草ヒュッテへ。麦草ヒュッテの前は草原となっており、ヤマオダマキやテガタチドリ等々が咲き競うお花畑となっています。今回は時間もあるため白駒池を廻って行くことにしました。麦草峠から苔むす深い樹林に入り、ゆるやかに下りながら白駒池へ。ここから白駒池を時計回りに3/4周して白駒荘の手前から高見石への登りが始まります。大小の石が点在する登りを登り詰めると高見石小屋前に到着。小屋の裏手の岩場に登ると、先程回った白駒池が見下ろせます。
展望を楽しんだら小屋前にもどり、今度は中山に向けての登りが始まります。うっそうとした針葉樹林の中を汗を流しながら一つ目のピークを越えると、しばらくして展望台に到着です。岩が点在する広々とした台地からは茅野の街並みが見下ろせ、蓼科山や西天狗,東天狗も望めます。ここで昼食を取りしばしお昼寝タイム。たっぷりと休憩をとってから黒百合ヒュッテへと向かいます。
展望台からすぐに中山のピークを過ぎて、シャクナゲの群生の中を下ると左にニュウからの道を合わせて平坦な道となり、硫黄岳の爆裂火口が遠くに望める展望所を過ぎると、少し下った所が中山峠。ここを東に下ると道はしらびそ小屋へと続きますが、我々は西に折れて黒百合平に建つ黒百合ヒュッテへ。パラソルの並んだヒュッテ前で夕暮れまでのひとときを過ごし、1日目の夜は更けてゆきました。
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7月23日 |
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朝、黒百合平は朝霧に包まれ、幻想的な風景が広がります。朝食を済ませたら黒百合ヒュッテを後にして、まずは東天狗に向かいます。一旦中山峠まで戻り、縦走路を南へ、東はスッパリ切れ落ち、所々崩落で大きくえぐれた箇所を迂回しながら1時間半程で東天狗へ。西から流れ来るガスに時折視界をさえぎられるものの、朝日を浴びた自身の影がガスに落ちると「ブロッケン」も現れ一同感激!気をよくして東天狗を後にし、快適な縦走路を進みます。
次のピーク根石岳の山頂では青空が広がり、北西に北アルプス槍・穂の姿も目にすることができました。根石山荘の前ではお待ちかねの「コマクサ」と対面し、夏沢峠を越えるとここから先は岩稜帯も混じる南八ケ岳です。地元の高校生達の集団登山でにぎやかな夏沢峠を後にして、次は硫黄岳への登り返し。
樹林をぬけてまず目に飛び込んでくるのが硫黄岳北面の爆裂火口壁。硫黄岳の山頂は広々とした台地状で、多くの人々が休憩中。我々もここで昼食。ガスがなければここから横岳〜赤岳〜阿弥陀岳と大展望なのですが、残念ながら一帯はガスの中。
お腹を満たし気を取り直して横岳との鞍部「大ダルミ」へと下ります。再び登山道の両脇にはコマクサやチシマギキョウのお花畑が広がり、イワヒバリが楽しそうに飛び回っています。
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さあ、いよいよ横岳から赤岳へと続く岩稜帯へと入ります。今までのおだやかな道とはうって変わってクサリやハシゴが混じる危険箇所も現れます。岩場のあちこちには高山植物が群落を作っていますが、なかなかゆっくりと楽しむ余裕があったかどうだか…。とにかく慎重に横岳奥ノ院,大権現の三叉峰を越えて地蔵の頭へとたどり着くと、正面に赤岳が迫ります。展望荘を経て頂上小屋へと続く岩稜を登る人影もはっきりと目にすることができます。我々も今宵の宿、赤岳頂上小屋へと最後のひと踏ん張り。最後のクサリ場を越えて頂上小屋へ到着。
今夜は宿泊客も少ないようでゆったりと眠れるスペースを確保でき、布団は1人で2枚分、1日の疲れを癒すには充分の贅沢でした。夕暮れはガスがとめどなく沸き上がり、残念ながらきれいな夕焼けはおあずけでした。 |
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7月24日 |
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早朝、星がまたたき荘厳な夜明けの始まりです。次第に明けゆく空に見とれながら日の出を迎えました。朝日の差し込む食堂で朝食を済ませて、小屋を出発。
赤岳山頂を経て縦走路からわかれて、赤岳の岩峰をぐるりと巻き込むように阿弥陀岳のコルへ。ここに荷物をデポして足場の悪い阿弥陀岳を往復、権現越しに見える雲に浮かぶ南アルプスや朝もやの中の八ケ岳連峰の眺めを楽しんだ後、コルまで下り、そこからは行者小屋,美濃戸山荘を経て、多くの登山者とすれ違いながら美濃戸口へと下山し、3日間の山旅を終えました。
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今回は結局一度もレインウェアに袖を通すことなく好天に恵まれた縦走を楽しむことができました。
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