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トレッキングレポート
プライベート編:::高瀑(たかたる)の滝

9月4日 pm7:00 宇多津にてバスに乗車
   椿祭りの頃が松山では一年中で一番寒さが厳しいとよく言われますが、今年も椿さんを前に第一級の寒波が南下し、松山でも平野部に一年ぶりの積雪となりました。白猪の滝の氷結のニュースがテレビやネット上で話題になり始めた1月末に、氷のシャンデリアを求めて高瀑の滝へと足を伸ばしてみました。
 週末に雪を降らせた寒気団もいったん緩み、天候も回復。朝から上天気の様で、放射冷却の影響か厳しい冷え込みに身体の芯まで冷えそうです。AM6:00薄明の中、松山を出発しR11を小松町へ。西条市に入ってすぐ、石鎚登山ロープウェーの標識に従い右折、県道142号を進み黒瀬峠で県道12号を右に取り、黒瀬ダム、さらに加茂川に沿って奥へと向かいます。
 いつの間にか周りは一面の銀世界となり、路面も凍結しています。慎重に車を走らせ、河口より右折して再び県道142号に入ると、先行車の轍も消えどうやら今日は一番乗りのようです。
 諏訪神社を通り過ぎると舗装も途切れ、車が上下に大きく揺られます。林道に入ると道幅も狭く、なかなか時間がかかります。三本目の橋を渡るころには、積雪も30〜40cm程になりこのまま雪量が増えていくと、途中で車をおいて歩くことにもなりかねなかったのですが、登山口の奥で行われている林道の延伸工事のおかげで、途中からはブルドーザーで除雪済み、おかげでチェーンも巻くことなく、無事登山口に到着。

 











 登山道にも週末のトレースが残っており、ルートを探しながら右往左往しなくても済みそうです。AM8:40準備を整えて出発。登山道に入ってすぐに右岸に渡り、数百m進んでさらに左岸に渡り返して進みます。高瀑渓は壮年期の渓谷らしく、あちこちで崩壊・崩落が進み、年々登山道も痛んでいます。今回はたっぷりの雪に覆われ、渓谷の痛み具合はよく分かりませんが、なんだか来る度に所々道が変わるような気がします。桟道あり、梯子あり、の登山道のため踏み抜きや転倒にも注意が必要です。
 歩き始めて1時間半ほどで本滝の300m程手前の小滝前でコンクリートの橋を渡り、いよいよ危険地帯に突入です。一旦この小滝を高巻きするため、右岸側の斜面に取り付きますが、足元が悪く雪も締まってないためにヒヤヒヤしながら何とかやり過ごし、小滝の上の開けた河原に出ます。ここまで来ると頭上の高木のそのまた上に、ようやく高瀑の上部が顔を覗かせます。四度沢を渡り、天狗の子育て岩を左手に最後の一段を高巻きすると、ついに到着!見事に全面結氷した高瀑の滝がその全貌を現しました。遠近感を無視するようなその圧倒的な大きさと迫力、140mの氷のシャンデリアは今年も多くの登山客の目を楽しませてくれそうです。
 林道、登山道とも痛んだ箇所も多く危険な箇所もあり、それなりの装備も必要で決して誰でもおすすめできる所ではありませんが、機会があればぜひ一度行ってみてください。冬場でなくても132mの大瀑布の迫力は一見の価値ありです。
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