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トレッキングレポート |
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夏の北アルプス八方・白馬トレッキングツアー |
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今年も夏恒例の北アルプスツアーに行ってきました。
今回は花の名山として人気の高い白馬岳と八方尾根のトレッキング。夏空の下、色とりどりの花々を愛でながら雲上の稜線歩きを楽しむという予定でしたが、長引く梅雨のおかげで天気図とにらめっこをしながらの出発となりました。
| 日 程 |
スケジュール |
| 7/23 |
水 |
(※前夜発)
pm8:00松山発 → バス車中泊 |
| 7/24 |
木 |
八方尾根トレッキング → 下山後白馬村泊 |
| 7/25 |
金 |
猿倉 → 大雪渓 → お花畑 → 山頂・白馬山荘泊 |
| 7/26 |
土 |
白馬岳 → 小蓮華山 → 白馬大池 → 拇池 |
| 7/27 |
日 |
am8:00白馬村発 → pm8:00松山着・解散 |
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1日目(7月23日〜7月24日) |
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■ 松山出発!!
時折車窓にあたる雨粒を気にしながら、明日の好天を信じて一同眠りに就きました。
途中SAで休憩のたびに降ったり止んだりの空模様で、半ば諦めながら、am.4:30長野道梓川SA到着。ここで朝食と身支度の為しばし休憩。
空を見上げると雲の切れ間に月が見え始め、暁の空は次第に青みを増してきました。常念山脈の稜線は雲に隠れているものの、それほどの悪天候でもなさそうで一安心。
am.5:50バスに乗り込み豊科ICで一般道へ、一路白馬村を目指して走ります。
好天に恵まれれば車窓からは左手に後立山の峰々が見えるはずですが、あいにくというかやっぱりというか、稜線は雲の中。それでも谷筋に残る雪渓を見つけて車中ではどよめきが起こります。
途中コンビニでの昼食の買い出しを済ませて、八方口のバスターミナルにam.7:00過ぎに到着。
ここから旅館街を抜けて10分程歩くと、ゴンドラ・リフトの八方駅へ。ここからゴンドラとリフトを計3本乗り継いで一気に八方池山荘まで登ります。リフトに揺られながらの道中には冬場のゲレンデの中に様々な花が咲き乱れています。またリフトの足下の花々には名札が付けられ、花の勉強にも一役かっています。
そして八方池山荘に到着する頃には、下層の雲を抜けて展望が得られるようになってきました。相変わらず稜線の雲はとれませんが、それでも眼下には白馬村の風景がちらちらと顔をのぞかせています。
■ 花を楽しむ 八方尾根トレッキング
本日は、明日・明後日の白馬トレックの足慣らしに、ここから丸山ケルンまで花を楽しみながらの往復です。
まずは八方池山荘を出発して第2ケルンまで山腹を行く湿原ルートを進みます。道の脇では、ニッコウキスゲやタテヤマウツボグサ,タカネアオヤギソウ等々の花々がお出迎え。観光客や他の登山客と相前後しながら登山道を進み、風に揺れるワタスゲやトキソウ,ムシトリスミレが見られる湿地を抜けて、ハクサンコザクラやチングルマの咲く雪田の脇を登り切れば、水洗トイレの建つ第2ケルンに到着。
ここ八方尾根は八方池を境に植生の逆転現象が見られ、通常ダケカンバ等の大型の樹林帯の上に広がる砂礫地が樹木帯の下に見られることから、標高2000m付近でも3000mの稜線に咲く花々が見られ、通年営業のリフトを使えば比較的簡単に高山植物を楽しむことができるため、登山客に混じって多くの観光客も見られます。
第2ケルンから八方池までは次第に岩や砂礫が目立ち始め、それに従って細かな花々が多くなってきます。イブキジャコウソウ,タカネツメクサ,ハッポウタカネセンブリ等々、道の脇々に咲き競う花々に目を奪われながら、一登りで八方池へ。あいにく湖面に映る白馬三山の姿はおあずけでしたが、ここで小休止してエネルギー補給。観光客で賑わう池畔をあとにして丸山ケルンに向かいます。
尾根を一段登ると下ノ樺と呼ばれるタケカンバの樹林に入り、次第に本格的な登りとなります。遅くまで残る雪田の脇
にはシラネアオイやオオサクラソウ,山手の斜面にはハクサンチドリの鮮やかな赤紫の花がよく目立ちます。
学校登山の中学生達に混じって樹林帯を抜け、咲き乱れるハクサンシャクナゲの間を抜けて、丸山ケルンの建つ尾根に到着。ここで昼食をとり下山としました。
雨を覚悟で臨んだ初日でしたが、一度レインウェアを羽織った程度で、花も楽しめた上々の出だしでした。 |







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2日目(7月25日) |
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■ いよいよ大雪渓を抜けて白馬岳頂上へ!
肝心の空模様は、低い雲がたれ込め今にもふってきそうな気配。
am.7:00、宿を出発して登山口の猿倉へ向かいます。猿倉荘で登山届けを提出して、いよいよ一泊二日の白馬岳トレッキングに出発です。
猿倉荘の脇から登山道を10分程登ると、一旦林道に出て雪渓取付の白馬尻の手前まではしばらくこの林道を進みます。林道終点より登山道が始まり、樹林を抜けると上方に白馬尻の小屋の姿が見え始めます。白馬尻のトイレの下の斜面にはキヌガサソウの群落が見られ、絶好の撮影ポイント。多くのカメラマンがシャッターを切っています。
小屋前で小休止の後、いよいよ大雪渓へ取り付きます。が、この頃からパラパラと小雨が落ち始め、不本意ながらレインウェアを着込んでの行動を強いられるハメにはりました。今年は冬場の積雪が多く、まだまだ雪渓にも多くの雪が残っています。おまけに6月末に襲った集中豪雨で発生した土石流によって、雪渓上に多量の土砂が流出し、雪渓上は土砂と落石、クレバス(雪渓の裂け目)が点在しているため、通常の雪渓上のルートを大きく迂回し、山腹をトラバースして進まなければなりません。軽アイゼンを付けたままで足元の悪い斜面を登ったり下ったり、おまけに下山者との離合あり渋滞ありで、1時間ほど苦労してクレバス帯を抜けてようやく通常のルートへ。
相変わらず小雨は降ったり止んだりではあるものの、上方では葱平で休憩する登山者の姿が見え始めました。雪渓上部でも落石が多く目立つため、今回はできるだけ休憩を取らずに雪渓を登り切り、葱平にて大休止。多くの登山者が休憩する中、我々も軽めのお昼としました。眼下には今登ってきた大雪渓が下方へと長〜く続いています。ここからがいよいよお花畑の核心部。苦しい急登が続きますが、道の両脇を様々な高山植物が彩ります。葱平の名の由来ともなっているシロウマアサツキ,シナノキンバイ,イワオウギ,クルマユリ,ミヤマクワガタ,ハクサンチドリ等々、四国では図鑑の中でしか見ることができない花々が目の前に咲き広がる風景はそれだけで感動ものです。
きつい登りに息を切らしながら葱平を登り切ると、小雪渓をトラバースして、いよいよ広大なお花畑の広がる稜線直下の斜面へと入ります。ロープの張られた登山道の両脇では雪解けとともに咲き始めたシナノキンバイ,ミヤマキンポウゲ,ハクサンイチゲの大群落が…のはずでしたが、今年は残雪が予想以上に多く、例年よりも10日ちかく花の開花が遅れているようで、お花畑は未だ雪の下でした。それでも雪が溶けた雪田の端々では様々な花々が咲き始めていました。風にゆれるミヤマオダマキやミヤマクロユリ、まだ咲き残っているウルップソウに目を奪われながら、村営の頂上宿舎に到着。
■ 疲れ知らずの撮影タイム!
ここから本日宿泊の白馬山荘までは30分程。いつの間にか雨も小康状態となり、頂上宿舎上の縦走路まで出ると、どうやら雨雲を抜けた模様で、目の前にはどっしりとした旭岳と雲海に浮かぶ毛勝三山の姿が。剣・立山連峰も我々の到着を待ちかねたようにゆっくりとその勇姿を見せ始めました。その絶景に一同それまでの疲れもどこへやら、カメラ片手に周りの山々をバックにして撮影タイムの始まりです。白馬山荘と白馬岳をバックに、剣・立山をバックにと、あちこちカメラの向きを変えながら、ひとしきり写真を取り終え、満足顔で白馬山荘へチェックイン。
荷を下ろし休憩した後、山頂へいく人、ラウンジでお待ちかねの生ビールをあおる人、山荘周辺の花ウォッチングに興じる人、夕食までの一時を各自自由に過ごしました。
日が傾くに従い、高層の雲が次第に切れ始め、雲間から青空も見え始めました。夕食中の食堂には西日が射し込み美しい夕焼けが見られそうな気配が。早々に夕食を切り上げ小屋前に出ると、次第に雲が茜色に色づき始めました。刻一刻と変化するドラマチックな夕焼けに虹も加わり、二日目の山上の日暮れはフィナーレを迎えました。その後消灯までの時間、ラウンジで時を過ごし、明日の好天を祈りながら各自眠りに就きました。 |
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3日目(7月26日) |
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3日目はam.4:00起床、外に出てみると少し雲はあるものの月も出て御来光も期待できそうです。
…というわけでam.4:20全員で山頂へ。白馬岳山頂は正に360度の大展望、昨日登った大雪渓や白馬村を見下ろす山頂からは、西には剣・立山を筆頭に、裏銀座,槍・穂高,鹿島槍・白馬三山,白山が、南には八ケ岳と南アルプス、東には妙高・火打・高妻などの頸城山塊、北には日本海へと続く雪倉・朝日のたおやかな稜線が一望でき、まさに絶景。終日レインウェアを着込んでの山行を覚悟していただけに感動もひとしおです。雲上への日の出でしたが、素晴らしい御来光を拝んで意気揚々と小屋まで下って朝食です。
■ 白馬岳〜小蓮華山
腹ごしらえを終えて身支度を整え、am.6:00山荘を出て陽光に輝く北アルプスの山々を背に再び山頂へと向かいます。山頂からの展望を充分に満喫した後、白馬岳に別れを告げて、小蓮華へと続く稜線を進みます。白馬岳を過ぎるとすぐに尾根がやせてきて岩場も出てくるので注意が必要。再び道がゆるやかになるあたりが「馬の背」と呼ばれる所で、ここ
を過ぎ、小石を敷き詰めたような所にさしかかると、黒部側の斜面をピンクに彩る「コマクサ」群落に出逢います。
感動の出合いに足取りも軽く三国境に到着。ここは雪倉方面への分岐になっており、長野,富山,新潟の三県の県境が接しています。この付近の砂礫地ではあちこちにコマクサが見られ、多くのカメラマンの格好の被写体となっています。
これから小蓮華山まではゆるやかなアップダウンをくり返す歩きやすい道が続きます。
■ 小蓮華〜白馬大池
鉄の剣が立つ小蓮華山頂まで来れば、これから下る白馬大池が見え始めます。小蓮華にて小休止中、次第に足元からガスがわき始め、今回はこれにて青空とはお別れとなりました。
小蓮華から白馬大池までは稜線に沿ってしばらく下ります。この辺りからは後立山連峰を一望できるのですが、あいにく展望はガスの中、やがて道はハイマツ帯へと入ります。この辺りが雷鳥坂と呼ばれ、ガスが出るとよくライチョウが見られるそうです。(残念ながらコースをとおして今回はライチョウとは出会えませんでした)雷鳥坂を下りきり、再びハイマツ帯を抜けると、北アルプスで二番目に大きな白馬大池に到着です。湖岸に建つ白馬大池山荘の前には雪田が広がり、雪が解けた所からハクサンコザクラ,ハクサンイチゲ,チングルマ.ミツガシワ等の小型の高山植物に埋め尽くされます。
ここで少し早めの昼食を取り、次は白馬乗鞍岳への登りに取り掛かります。大池の湖岸に沿って進み、安山岩が積み重なった斜面を斜上して次第に傾斜がゆるむと、大きなケルンの立つ乗鞍山頂です。山頂付近は広々としていて、ガスなどでコースをはずすと迷いやすいので注意が必要です。
乗鞍から天狗原の湿原までは一気に下ります。途中、雪渓の下降あり、岩場あり、所々滑りやすい場所ありで、なかなか骨が折れます。やがて木道が現れると、ワタスゲやヒオウギアヤメ,キンコウカ等の湿性の花々が見られる天狗原に降り立ちます。しばらく木道を進み、やがて樹林帯へ。眼下に栂池ビジターセンターの黒い屋根が見え始め、九十九折の登山道を下りきると、観光客で賑わうビジターセンターに到着。 観光地の喧騒に、何だか一気に現実に引き戻された様な感覚を覚えながら、短かった1泊2日+八方尾根のトレッキングを終え、ロープウェイとゴンドラを乗り継いで下界へと降り立ちました。
■ 来年はどこへ?
雨覚悟で出発した今回のツアーでしたが、思わぬ好天に恵まれ、美しい夕焼けや御来光、青空バックの北アルプスの山並み、そして色とりどりの花々等々、夏山の魅力を満喫できた山旅でした。
さて皆さん、来年はどちらへ出かけましょうか? |
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| 一押しアイテム |
| モカエクスプレス |
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| ¥2,835〜 |
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| おすすめ定番アイテム |
| ダッチオーブン |
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| ¥8,127 〜 |
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