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TREKKING −トレッキング トレッキングスケジュールレポート山情報
剣山・一ノ森
2000年8月 VOL.13

次郎笈峠付近より剣山をバックに
[次郎笈峠付近より剣山をバックに]
 今回は石鎚山に次ぐ西日本第2峰剣山と、剣山を挟み次郎笈と対峙する一ノ森へ、秋の気配を探しに行ってきました。松山ICより高速を利用して美馬ICまで1時間40分、吉野川を渡り、貞光よりR438にて見ノ越へ。松山から3時間、高速が全通して少し早くなりました。

 AM8:15、見ノ越を出発。車道を少し戻り、剣神社の石段を上り、まずは今日一日の安全祈願。お賽銭を入れないと御利益はないかな?と思いつつ2拍1礼をして先へと進みます。

 リフト下のトンネルを抜け、ブナやミズナラの大木の中を徐々に高度を上げながら40分ほど行くと大岩に出くわします。大岩を右手に一登りすると西島に到着。眼上には剣山の山頂が、右手には次郎笈,丸石,高ノ瀬から三嶺へと山並みが続き、後方には塔ノ丸の柔らかな笹尾根がゆったりと横たわっています。剣山へはここ西島を基点にいくつもの登山道,遊歩道が整備されていますが、今回は大剣神社への道から刀掛ノ松,行場を経由して、まず一ノ森へと向かいます。

 大剣神社へと向かう道をひと登りすると、分岐を左に取り刀掛ノ松へと向かいます。両脇の斜面ではクガイソウやテンニンソウの花が終わり、大ぶりなヤマトリカブトの紫の花が目を引きます。

 刀掛ノ松から剣山頂上へと向かう登山客を左手に見送りながら、古剣神社へと続く林間の道を進みます。日本一とも言われるキレンギョウマの群生、メタカラコウ,レイジンソウ,等の夏花とトリカブトなどの秋花がそろって咲き乱れる穴場的なコースで、静かに花を満喫できます。

 花を堪能してクロベ林を抜けると、一ノ森と剣山との鞍部に出ます。ひと登りして一ノ森に到着。直下には一ノ森ヒュッテが静かにたたずみ、剣山の喧噪がうそのような静けさです。一ノ森で一服した後、稜線の縦走路を今度は剣山へと向かいます。二ノ森,三ノ森と、樹林帯を抜けるたび距離がつまり、1時間程でピンク色のシコクフウロ,淡い紫のコモノギク,鮮やかな黄色がまぶしいアキノキリンソウ,紫紺のリンドウ等々、広大なお花畑の広がる山頂でのんびりと昼食をとりました。

 下山は次郎笈への縦走路を下り、稜線の分岐から西島へ、途中、名水100選にも選ばれている御神水で喉を潤し、西島を経て見ノ越へと下山しました。期待以上の花に恵まれ、剣山の夏を満喫した1日でした。

雲間に浮かぶ剣岳
[雲間に浮かぶ剣岳]
幻の花「キレンゲショウマ」
[幻の花「キレンゲショウマ」]


・・・担当:八木・・・
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