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TREKKING −トレッキング トレッキングスケジュールレポート山情報
天狗塚
1999年10月 VOL.17

 今回は徳島剣山から三嶺を経て続く縦走路の終点、笹原とコメツツジが美しい天狗塚への山行です。
松山から登山口の東祖谷山村久保まで車で3.5時間ということもあり明けの明星”金星”がまだ煌々と輝くAM5:00に出発。一路祖谷へと車を走らせます。登山口到着はAM8:30。すでに駐車場は満車状態。縦走をする人達が早々に登っているようです。天気も快晴で、紅葉の色もひときわ映えそうです。ただ個人的には先日の”熊”騒動から半月しか経ってないので少々緊張しながら登り始めました。

 上の稜線から延びる支尾根に沿ってしばらくキツイ登りが続きます。薄暗いスギ林の中を額に汗しながら40分程進むと、スギ林と自然林との境界に一息入れるのにちょうど良い広場があり、ここで息を整えます。これだけ人が入る休日には、の方から姿を現すことはまずないだろうと思いながらも、笹の動きと物音に視覚と聴覚を集中して、再び林床に笹の茂る雑木の中をひたすら稜線目指して登ります。

 1時間もすると周りの視界が利くようになり、左手に西熊山、右手にドッシリとした牛の背、そして正面上方にはスカイブルーの空をバックにコメツツジに覆われたイザリ峠が見え始めます。残念ながらコメツツジの色づきは今一つでしたが、天気の良さは今年一番で、空の青さは感動ものです。イザリ峠からは三角形の山容で天に向かってそそり立つ天狗塚が目の前に迫ってきます。ひと休みした後、30分程かけて頂上へ。360度の展望で、東は剣山から西は石鎚まで視界を遮るものはありません。時間も早いので足元に延びる牛の背へと向かいました。快適な笹の海を進み、三角点付近にて昼食。ポカポカ陽気で昼寝をしたくなるような気分。たっぷりと休憩をして帰路につきました。

 イザリ峠からは急な下りが続くので注意が必要ですが皆無事下山。”熊”も出ず、山も天候も素晴らしい一日でした。

・・・担当:八木・・・
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