日本ではアメリカを米国と書きますが、中国ではさて、なんと書くでしょう? ![]() 今朝、ケーブルカーを追いかけて撮ってきました この愛でたくなる風光明媚の中に立ちながら、ああ悲しいかな、私の頭には白髪があるのです。この幸せそうな風景の中に私の白髪の元は潜んでいます。 例えば先月も、こんな風に白髪は数本増えました。 私のアメリカ永住権(通称グリーンカード)を切り替え申請したのが、去年の9月。 インターネットで簡単に申請できて、1,2ヶ月で新しいカードが郵送されるはずです。 ところが、私のカードは待てど暮らせど届かない(>_<)ヽ 移民局のウェブサイトで私の申請の状況を見るたびに、「ただ今審査中」と出てくるので、ああ、そうなんだ、とその都度、長く伸ばして待っている首を、さらに長く伸ばして待っていた。 そして、半年が経ち、とうとうオカシイと思い、移民局に電話をかけた。 (この番号は録音された声がしゃべっていて、担当者は永遠に出てこないので有名。だから、かける気になれなかった。) そして待つことしばらく、とうとう出てきた電話口の人に、カードの切り替えを申請してから半年待っていると、事情を説明できた。 こういう場合、日本では、「お待たせして申し訳ございません。」の一言がもらえ、こちらは、「いいえ、だいじょうぶ、いいんですよ。」の気分になれる。 ところがなんと、この電話のむこうで移民局の人は、 「なんで、そんなに待っていたんですか!?」 と反対に聞いてきた。そして、 「担当者に急ぐように言うので、しばらくして届かなかったら、また電話して来なさい。」 と言った。 それからまた一ヶ月ほど経ってしまった。やっぱり届かないので、今度は移民局に足を運んでみた。もちろん予約がないと入れない。 2001年の同時多発テロ事件以来、移民局の警備も厳重で、私は持ち物検査を受け、カメラ付き携帯電話は持ち込めず、重々しい中ようやく窓口へたどり着いた。 そして、聞いてみた。 「なんで、私のグリーンカードの切り替えには、こんなに時間がかかっているんですか?」 すると窓口の人は言った。 「ケースバイケースです。」 ならば聞いてみた、 「私のケースは何か込み入って問題があるんですか?」 すると窓口の人は一言 「ノー」と返事をした。 次に聞くことが思い浮かばず、しばしたたずむ私。気を取り直して聞いてみた。 「夏に日本に帰りたいので、それまでに出来ますか?」 (グリーンカードはアメリカ入国時に税関で見せる必要がある。) すると窓口の人は言った。 「旅行の出発までに届かなかったら、また聞きに来なさい。」 開いた口がふさがらず、開けたままで私は移民局を後にした。 なんだか、口を閉じたら、また白髪が増えるような気分だった。 後日、数年前にグリーンカードの切り替えをした友人に、どんな具合だったか聞いてみた。 友人いわく、1年待った後で移民局から 「あなたの申請には、これこれの書類が足りないので出してください。」 と手紙が届いてビックリしたとか。 大らかな人々と言われるアメリカ人。日本の国でしっかり生真面目に育った(?)私は、こんな物事がチャンチャン進まない時、あきれかえるしか、なすすべを知りません。 そして、白髪の元は、移民局を出た後も、このさわやかな風の吹く美しい景色の中で、フフフと笑っているのです。 |